瞑想を始めたいけどやり方が分からない。どうやってやるの? なんだか難しそう。そういう方多いと思います。
今回はそんな人のために、初心者でも簡単に始められる瞑想のやり方をご紹介します。
瞑想にもいくつか種類がありますが、この記事ではもっともポピュラーな呼吸瞑想について書いています。
とくべつ難しいことはありません。今日からすぐ始められます。そして実践して継続すれば驚くほど効果が実感できるでしょう。
では、さっそく見ていきましょう。
リラックスして姿勢よく座る
瞑想をするうえで、リラックスして姿勢よく座ることはとても大切です。瞑想のやり方のポイントの1つと言っていいでしょう。
理由としては2つ挙げられます。
まず1つ目は、姿勢が悪いと注意力が散漫になるからです。
これはなんとなくイメージできるのではないでしょうか。体が丸まっているとだらけてしまい、集中力が途切れてしまいますよね。
そして2つ目は、深く呼吸をするためです。
良い瞑想をするにはゆっくりと深く呼吸をすることが大事です。そのためには姿勢が悪い状態ではダメで、背筋を伸ばして横隔膜の動きをよくしなければならないのです。
具体的な座り方としては、座布団に胡坐をかいて座るのがいいでしょう。ここでも、それを前提にして説明します。
とはいえ、姿勢よく座るのが大切なので、それさえ守っていれば椅子の上でもかまいませんし、床にじかに座ってもらっても問題ありません。自分の楽な状態でおこないましょう。
ゆっくり深く呼吸する
心を落ち着かせてゆっくり深く呼吸をしましょう。
そうすることで、体がリラックスし、呼吸に意識が向くようになります。
呼吸のペースは、4秒吸って、7秒吐くくらいを目安にするといいでしょう。辛い場合は、秒数を減らしてもかまいません。
そしてできれば、鼻呼吸がいいでしょう。そのほうが集中力が高まります。
呼吸に意識を向ける
余計なことを考えずに、呼吸に意識を向けましょう。
雑念がうかんだままでは効果が得られにくいため、呼吸に意識を向けて瞑想することはとても大事なポイントです。
具体的には、息を吸い込んだときのお腹が膨らむ感覚や、鼻から吸って口から吐くときの呼気の流れに意識を向けるようにします。
そのときに手は体の前で軽く組むといいでしょう。その状態で呼吸に意識を向けます。
気がそれたら戻す
ずっと呼吸に意識を向けていることは難しいので、気がそれたらそのつど呼吸に注意を戻しましょう。
その際に、雑念が浮かんだからといって「ダメだ」「忘れろ」などと考えてはいけません。
なぜなら、それ自体が雑念だからです。なので、余計なことが頭に浮かんだときは、「ただ呼吸に意識を戻す」ことが大切です。
初めのころは何度も気がそれると思いますが、それでも全然かまわないので、そのつど繰り返し呼吸に意識を戻すようにしましょう。
おわりに
このやり方なら、おそらく今日から始められると思います。
最初は慣れないだろうし、うまくできているのか心配に思うかもしれませんが、続けるうちに効果が実感できるはずです。
いきなり1日20~30分は大変でしょうから、まずは1日5分、そしてそれを1週間続けることをまずは目標にしてみてください。
それではさっそく、今日から始めてみましょう。
お読みいただきありがとうございました。