今週の火曜日の明け方、足がつって目が覚めました。翌日水曜日も足がつって目が覚めました。睡眠中のこむら返りは久しぶりでした。しかも2日連続は初めてです。
きっと同じような経験をしたことのある人いるでしょうね。1日ならともかく、2日以上連続で明け方にこむら返りが起きるとちょっと気になると思います。病気の心配もしていまいますよね。
ちなみに僕がこむら返りをした状況を説明すると、まず1日目は正直あまり覚えていません…。寝起きだったので。ただ明け方に突然足がつったので、いったい何が起きたのかわからない、といった感じでした。「いてぇ」と思い急いで足を伸ばしました。
2日目は布団が少し乱れていたのでそれを直そうと足を伸ばしたときにつりました。もちろん痛かったのですが、もしかしたら今日もまたこむら返りが起きるかもとは思っていたので、慌てることはなくすぐに足を伸ばしてストレッチをしました。
こんな感じです。寝ているときは足の筋肉が収縮しやすく、その時に急に足を伸ばすとつってしまうそうです。
なぜそうなるのか?
そこで今回はこむら返りが起きる原因についていろいろと調べてみたので書いていきます。予防法なんかにも触れていきます。
では見ていきましょう。
電解質(イオン)のバランスが崩れると足がつりやすい
「足がつる」というのは筋肉が収縮することです。筋肉は電解質(イオン)であるカリウム、カルシウム、マグネシウム、ナトリウムなどのバランスによって機能が保たれているため、これが崩れると筋肉の働きが調整されず過剰に収縮してしまうのです。つまり、こむら返りが起きるわけです。
どんな時に特に注意が必要かというと、脱水時です。
なぜかと言うと、、、
- 〈前提〉筋肉の働きの調整には電解質(イオン)が必要である
- ①脱水になる
- ②脱水時には電解質(イオン)も体外に出てしまう
- ③筋肉の収縮(足がつる)が起きる
これが脱水時にこむら返りが起きる大きな理由です。
運動時や睡眠時に足がつりやすいにはこういうことです。
筋肉疲労もここにつながります。
繰り返しますが、電解質(イオン)を含むミネラルは脱水時に体外に出てしまいます。筋肉の働きはそれらのバランスによって働きが保たれているので、不足すると疲労物質が溜まってしまうのです。
その結果筋肉が誤った動きをし、こむら返りが起きるわけです。
足の冷えが原因で足がつることもある
足の冷えが原因でこむら返りが起きることもあります。
とくにふくらはぎは「第二の心臓」とも呼ばれ、全身に血流を巡らせる重要な役割を担っているのです。そのため、足が冷えてふくらはぎの血行が悪くなり筋肉が凝り固まってしまうと、血流が滞り血行不良を引き起こしてしまいます。
その結果筋肉の誤作動が起き、足がつるわけです。
妊娠中はとくに要注意
妊娠中の女性は足がつりやすいと言われています。
お腹が大きくなることで下半身の血流が悪くなるためです。そのため妊娠初期や中期は比較的少なく、後期など週数が進むにつれて足がつりやすくなるそうです。
また女性は、男性と比べるとミネラル不足を招きやすいです。しかも妊婦は胎児に栄養分を送り届けるため、自分自身の栄養が不足してしまうこともあるのです。
こういった理由から、妊娠中の女性は足がつりやすいと言われています。
>>妊娠中の妊婦さんの突然のピキーンに
ここまでこむら返りが起きる原因について書いてきました。
そうなると、じゃあ「どう予防すればいいの?」「どんなことに気を付ければいいの?」と思いますよね。
こむら返りの予防と気を付けるべきこと
こむら返りが起きないための予防について簡単に書いていきます。そんな難しいことではないのでざっくりとです。
水分補給とミネラルの摂取
なにはともあれこの2つです。
しっかり水分補給とミネラルの摂取をすることがなによりも大事です。ミネラルに関しては、カリウム、カルシウム、マグネシウム、ナトリウムの4種を意識して摂るようにしましょう。
それ以外だと、ビタミンB1とビタミンDの摂取にも気を配るといいでしょう。
血流を良くするための行動を習慣化
血流を良くするための行動を取り入れれば、こむら返りの予防にも効果的です。
以下の3つです。
- シャワーで済ませず湯船に浸かる(足湯でもOK)
- 運動前や就寝前にストレッチやマッサージをする
- 軽い散歩など適度な運動をする
足を冷やさないためにも湯船に浸かることは大事です。
血流の巡りを良くするためにもストレッチやマッサージ、軽い運動などは必要でしょう。
おわりに
こむら返りの原因と予防について書いてきました。
こむら返りは基本的にはそれほど怖いものではありません。必要以上に心配することはないでしょう。ただ、あまり長く続くと病気のおそれも考えられます。もし何日も続くようであれば、一度病院で診てもらった方がいいかもしれません。
明け方に足がつるというのは結構キツイものがありますし、場合によっては痛みが残ることもあります。とはいえ、気を付けるべき点はそれほど難しいことではないですので、今回の記事を参考に予防していただけたらなと思います。
お読みいただきありがとうございました。