館内配送ってどういう仕事?【バイト体験談】


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 「館内配送ってどういう仕事?」

「館内配送の仕事ってやっぱりキツイのかなあ。女性の私でもできるだろうか」

「ショッピングモール内でガラガラ台車を引いているのを見かけたことある。ちょっと興味あるなあ」

 

今回は館内配送のお仕事について書いていきたいと思います。
館内配送という言葉、なんとなく聞いたことはあるけどあまりピンとこない、という人結構多いかと思います。
ざっくりいうと、ショッピングセンターなど商業施設内での荷物の配達や集荷のお仕事のことです。テナント先へ荷物を運んだり、また逆にテナント先から荷物を預かって運送会社へ渡したり、というお仕事ですね。

僕は以前館内配送のバイトをしていたことがあり、そのときはイオンモールで働いていました。だいたい2年くらいでしょうか。
それほど覚えることが多い仕事ではないですし複雑でもないですので、2年もやっていればある程度の経験はしています。

今回は僕が2年の間に体験したことをもとに、館内配送に興味を持っている人向けにあれこれ綴ります。

では参りましょう。

 

館内配送ってどういう仕事?詳しい仕事内容が知りたい!

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先ほども書きましたが、館内配送とはショッピングセンターなど商業施設内での荷物の配達・集荷のお仕事です。

本来ならそういった仕事は運送会社がやるものです。おそらく、直接運送会社の担当者が荷物を集配したほうが時間はかからないでしょう。
しかしそれだと問題が多く発生してしまうのです。

  • 多くの業者が出入りするとセキュリティ上よくない
  • 礼儀や身だしなみに問題のある業者がいるとお客様からの心証が悪くなる(もちろんきちんとした運送会社スタッフもいる)
  • 各運送会社のスタッフが集配するとなると、そのあいだしばらく駐車場にトラックを止めなくてはならず、渋滞・混雑が起きてしまう

運送会社が直接集配せずに別の会社が館内配送を1本化して受け持つのは、こういった理由が挙げられるのです。

荷物の配達

テナントへの荷物の配達は6輪台車(長台車)に載せて運ぶのですが、その前にやることがあります。
まずは、テナントごとに荷物を仕分けます。
各階に上げられたカゴ車(扉付きの運搬用の台車)から荷物を下ろし、テナントごとにあらかじめ決められた配置があるのでそこへ置いていきます。
その際佐川急便の荷物は端末でデータを読み込む必要があります。端末を片手に持ちながらの作業となるため、手間がかかるし体力もより消耗します。
仕分けが済んだらやっとテナントへ荷物を配達します。

6輪台車(長台車)に荷物を載せたら台車を引いてバックヤードからフロアに出て、目的のテナント先へ向かいます。
そのまま中に入っていくこともあれば、通路に6輪台車を止めてコロコロ台車と呼ばれる把手の付いてない台車に載せ替えたうえで中に運び入れることもあります。荷物が小さい場合は手で運び入れます。
置き場所はテナントごとに違います。
カウンターの中や横が比較的多いです。他には奥のスペースだったり、バックヤードだったりとそれぞれですね。
荷物を運び入れたらサインを貰っておしまいです。
台車に載せた荷物をすべて配達し終えたら、引き返してまた荷物を載せて配達に向かいます。その繰り返しです。
ただ運送会社は頻繁にやって来てそのつど荷受け場から荷物が上がってくるので、配達をしつつその合間に仕分けもしなくてはいけません。
運送会社は複数来ますし何度もやって来る業者もあるので、最初にぜんぶ仕分けしてあとはひたすら配達、というわけにはいかないのです。
そのためタイミングが悪いと、ついさっき配達に行ってきたテナントの荷物が戻ってきたら大量にまた届いていた、なんてこともあり、「あぁ、さっき言ったばかりなのに、、、」と嘆くことも多々あります。

荷物の集荷

集荷はおもに午後からとなります。

各テナントが出荷する荷物を受け取り、運送会社に渡します。
その際に荷物のサイズを測る必要がある場合もありますので、メジャーを携帯します。
運送会社によって違う部分もありますが、基本的には幅+奥行き+高さの合計を測定し、伝票の該当箇所に〇をつけたり、サイズを記入したりします。
サイズを測るのに手間取ると時間内に間に合わなくなりますので、素早く測ることが求められます。ただそれは、数をこなせば誰でもできるようになるので心配ないでしょう。
すべてのテナントを周って荷物を集めたら、端末を使ってデータ処理をしたのち運送会社に引き渡します。

というわけで、配達と集荷について説明しました。
あくまでも僕がいたところの館内配送のやり方ですので、会社によって当然違うでしょうし、同じ会社であっても場所によってやり方は違ってくると思います。

 

館内配送をするうえで大変なこと、キツイこと

館内配送に興味はあるけど、でもキツそうだなあ、私にできるかなあと不安に思う人もいるでしょう。
なので、その点についてもきちんと書いておこうと思います。

体力のない人や力のない人はシンドイと感じることもあるかも

荷物はダンボールや紙袋、ショップ袋、オリコン(折りたたみコンテナ)などに入れられており、大きさも重さもバラバラです。
片手でヒョイッと持ち上げられる物もあれば、両手で抱えなくては持ち上げるのが困難な物もあります。
大きいダンボールに服がパンパンに詰め込まれていたり、箱はそれほど大きくなくても中に入っているのがパンフレットなどの紙だったりすると、かなりの重量になります。

また飲食店宛の荷物としては週に何度かお米が届きます。
家庭用とは袋の大きさがはるかに違い、重さは30キロの物もあるため運ぶのは一苦労です。

このように、重たい荷物を運ぶ機会は正直けっこうあります。
求人なんかを見ていると「それほど重たい荷物はないので女性でも平気ですよ」みたいな謳い文句が書かれていることもありますが、あまりそれを真に受けると後悔するかもしれません。

とはいっても、もちろん女性もたくさん働いています。
女子学生や主婦も大勢働いているため、あんまり極端に体力や力のない人でない限りは大丈夫だとは思います。

ただ、「こんなにシンドイとは思わなかった」と言ってすぐ辞める人も一定数いることはお伝えしておきます。

態度が悪い、愛想のないテナント先の店員もいる

荷物の集配をするに当たって、テナント先の店員とのやり取りはどうしても必要になってきます。
サインを貰うとき、荷物の置き場所を尋ねるとき、集荷の荷物が置いてある場所を尋ねるとき、また何かイレギュラーな事態が起きたとき。
そしてテナント先の店員とのやり取りでは、けっこう嫌な気分になることもあるのです。
店員の中には、こちらを明らかに下と見做して、あからさまに見下したり邪険に扱ってくる人も残念ながら珍しくありません。
調子に乗って勝手なことばかり言ってきたり、無茶な依頼をしてきたりするテナント先も多く、酷い時は上の者同士で話し合う事態にまでなったりします。
そうでなくても、態度の悪い人、愛想のない人はどこのテナント先にも大抵いるのです。
そういった人たちと接しているとストレスを感じることはしょっちゅうだし、ホント胸糞悪くなることもあり、その点は覚悟しなくてはいけません。

まあこういったことは、別にこの仕事に限った話ではなくどこの会社でも起こりうるんですけどね、、、。

 

館内配送の楽しさ、メリット

館内配送の嫌な面を書きましたが、もちろん良い面もあります。

大量の荷物を効率よく捌いて配達できると気持ちがいい

何それ⁉(笑)と思うかもしれませんが、実際に働いてみると実感できるはずです。

朝いちにやる気が失せるくらい大量にあった荷物が、思いのほかスムーズに捌けてなくなっていくと達成感があるものです。
しかも、「荷物を載せて出発してテナント先で降ろしたら戻ってきて、次の荷物を載せたらまた出発して」の繰り返しが最少回数で済んで、極力無駄なく効率よく配達を終えることができると本当に気分が良いものです。

セール情報をテナント先の店員が早くに教えてくれることも

何度も同じテナント先に配達に行っていると言葉を交わすようになり、仲良くなるとちょっと早めにセール情報を教えてくれることがあります。
また、そこで買い物をした人しか貰えないクーポンを、特別にいただけることもあり、いろいろと融通を利かせてくれることがあるのです。
レディースのアパレルのお店でとくに多く、女性のスタッフはそれらをもとに上手に買い物をしています。
これは同じショッピングセンターという職場で働いている者の特権ですね。

テナント先の裏側を覗ける

配達や集荷に行くと、頻繁にお店のバックヤードや商品のストックが置かれている部屋に入る機会があります。
普段そういう場所に入ることはないため、けっこうワクワクするものです。
棚に所狭しとダーッと商品が並べられていたり、雑貨屋のバックヤードには色とりどりの商品がごちゃまぜに置かれていたりして、イケないとは思いつつもあちこちジロジロと見てしまいます。

そういう裏側の様子を見ると、そのテナントで働いている人たちの性格が垣間見えるのがけっこう興味深かったりします。

 

おわりに

 というわけで、館内配送の仕事について書いてきました。
なんとなくイメージできたでしょうか。

仕事の内容自体はそんなに難しくないですので、よっぽど体力や力のない人でない限りは全然やっていけますよ。
とうぜん仕事なのでストレスたまることはありますが、やってみると「館内配送って、結構おもしろいじゃんっ!」と感じてもらえる仕事なのではないかなと思います。

よかったら挑戦してみてください。


お読みいただきありがとうございました。

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